Googleの世界観にあった情報の創作を!

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知りたいことはGoogleが教えてくれる

かつてWebが早い始めた頃、1990年代後半。Windowsは95から98へ世代交代が進むころだった。ネットは電話回線を使っている時代。NTTの「テレホーダイ」というサービスでは23時以降に通話料金が無料になるころに、「テレホタイム」と呼ばれる夜な夜なインターネット廃人が蔓延る時間が開始された時代。

当時はまだYahooが全盛期で、検索エンジンはまだ群雄割拠状態。Googleはまだその中の一種だった。それからもう20年がたった。

「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を着実に遂行した結果の今やGoogleに聞けば何でもわかる世の中になった。すごいですよね。

Googleが掲げる10の事実

Googleは「単に情報整理する」だけではなかった。「単にアクセスできれば良い」だけではなかった。コンテンツを大切にし、情報を健全に鮮度を保つ努力を怠らなかった。この理念は「Googleが掲げる10の事実」を読めばわかる。素晴らしい理念だと思う。巨額の資金と独占に近い状態まで成長し、一部ではその独占具合を懸念され、GAFAMの脅威の一角にされているが、使命と理念を全うしているからこその地位なんだと思う。

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多くの情報はググれば手に入る時代の問題

今や、大体の情報はググれば手に入る。ちょっと知りたいことをGoogleで検索すればいいだけだ。

例えば、ブログの記事の書き方が知りたければググればいくらでも出てくる。ブログのPVアップを考えるなら、ググれば出てくる。

しかし、情報は出てくるけど、それで「ブログが書ける」ようになるわけないし、「PVアップ」するわけでもない。

これらは、「そういう書き方でブログが書ける人がいる情報」だったり、「ある時期、そのやり方でPVが上がったことがある情報」なのだ。人が努力で補うべきことは不変なのに、まるで再現性があるかのように情報を提供する。なぜこんなことになっているのか。

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ネット広告市場は右肩上がり

原因はネット広告市場への資金流入。今もトータル資金は右肩上がりだそうだ。
下の図は、矢野総合研究所の調べ(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2228

この図をもって、インターネットビジネスはまだまだイケるという主張もある。

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ブログ収益が得られてた時代

今でもよく見かけるのが「ブログで副業」「副収入x万円」といった魅力的な言葉の数々。一定のやり方がハマると、一定の収入が得られる時代があったようだ。検索エンジンは、ここ数年になってビッグデータ解析やAIエンジンの高度化が進んできたが、2000年~2015年頃の検索エンジンはある程度の人間の予測とコントロールが可能だった。SEOと呼ばれる検索エンジン最適化を駆使し、広告収入を一定数集めることで、副収入の安定化に成功した人たちがいる。

更にこれらの人たちは、一番煎じのうまみを十分に味わったあと、二番煎じ部隊が苦戦するところに「ノウハウをパッケージングした情報商材を売りつける」というやり方で更に収益を上げていく。

こうした情報は、ブログ・副業に関する本が何年ごろから世に出ているかを見ればわかる。書籍になって世に出るころには既に二番煎じの状態。それでも二番煎じでも多少は収益が上がっている世界だったようだ。

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問題視される情報操作

この頃、二つの情報操作が問題視されている。エコーチェンバー現象とフィルターバブルだ。

ブログで収益を上げたい、そう思ってブログを始める人を囲い込む。「こうやればブログで儲かるんですよね?」という意見や主張は、皆から肯定され、あたかも正しい情報であるかのように錯覚していく。エコーチェンバーとは「音の反響」のこと。自分の声が反響し、他の人の声、世間一般の声、だと錯覚していく。

他の意見を探そうと検索しようとするが、類似の主張の記事にあふれる。どれだけ検索しても同じ意見にたどり着く状況になる。これがフィルターバブルと呼ばれる現象。これらは一部の集団により意図的に行われることもあるようだ。

こうした状況を作り上げられると、徐々に人間は思考停止の状況になっていく。「こうやればブログで儲かるはずなのに」

そして、徐々に、「一体先人たちはどうやって設けていたのだ?」となり、ノウハウ商材に手を出すようになる。そもそも、そのノウハウは「当時うまく言った方法」であり状況が変化していることには追随していないのに。

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プレイヤー人口の爆発的増加

今までのブログ収益の手法は、2020年の現在ではかなり難しくなった。大きく2つの要素がある。

ひとつは、この市場へ戦いを挑むプレイヤーは大きく変化が著しい。ブログだけでない。10年前にはなかったものとしてTwitter、インスタ、Facebook、Lineなど、媒体は多岐にわたる。下図は2018年の統計だが、更にYoutuberの存在も無視できないレベルになってきており、プレイヤー数は膨れ上がり方が尋常じゃない。10年前にうまくいっていた手法はもう通用しないのが事実。

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd143100.html#n4301010

技術進化に伴う検索エンジンの進化

もう一つの変化。それはビッグデータ解析とAIの進化だ。いよいよGoogleが本気を出してきた感がある。つまり、エコーチェンバー現象やフィルターバブルについては、企業側も問題視していたのだ。

ググれば何でも出てくるとは言ったけど、「満足する情報」に出会う確率って減ってませんか?例えば「ブログの書き方」を調べれば、多くの情報が見れるでしょう?でもそれで「満足できる情報」ありましたか?

広告収入狙いのブロガー人口の増加は、世の中を薄っぺらいブログ記事で一杯にするという結果につながりました。根拠のない記事やまとめサイトは、社会問題にまでなったのは記憶に新しい。

Googleの使命とは逆行していると言わざるを得ない状況に、多額の広告資金が流入してしまう状況について、企業だけでなくGoogleエンジン自体も進化し始めている。Googleはここ数年、複数のエンジン仕様修正を入れてきた。過去のSEOが効かないにする。より本家・公式ページが検索上位に来るようにしてきています。うさん臭さの残る個人ブログの検索優先度はどんどん下がるのは自然ですね。

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パクる人が負け、創る人が勝つ時代へ

ググればわかるような情報を書いて収益にする時代は終わる。自分自身にも言い聞かせたい。

パクリは負け、創る人が勝つ時代なのだと。

パクリは当然NG。主義・主張については「周りの人が言うから私もそう思う」といった主張ではパクリ同然。独自の見解、独自の論調にこそ価値がある。

最近では「共感」や「体験」にも価値があると言われている。人間関係が希薄と言われる時代だからこそだろうか。楽しそうな話や体験への価値。企業でも真剣に議論されるようになってきたビジネス分野。

個人が価値を創りそれを収益化につなげる時代。そして、2000年代、2010年代の手法は通用しない時代。

とりとめもなく書きてみたが、
私たちはどう考えていくべきか?
頭を使って賢く、幸せに生きていきたいものです。

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