感謝で見守って、信頼すれば、人は実っていく!

感謝で見守って信頼すれば、 人は実っていく! 雑記
感謝で見守って信頼すれば、 人は実っていく!

山本五十六 やってみせ(全文)

ヒトが育って活躍していくには、時間をそれを支える大きな心が必要ですね。

山本五十六の言葉、とても心に沁みます。

  • やってみせ 言って聞かせてさせてみて ほめてやらねば人は動かじ
  • 話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず
  • やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず

音楽サークルでの経験

ここからは、私の個人的な体験談。人を触発し育てるって大変ですよね。

私の所属するサークル、クラシック音楽を共通の趣味として集まるサークル活動です。仲間で集まったり、楽器演奏会を運営したりしてる。

会社でよく人手不足が問題になってるけど、ここで人手不足の話題が発生。さてさて困った。

人手不足

楽器演奏の場合、次の三つの役割で盛り上げる。

  • 演者
  • 観客
  • スタッフ

サークルメンバは皆、大学卒業メンバ。色んな立場があるし年々変化する。普段は業務を抱えている人、結婚して家族ができたり。その後は専業主婦になる人もいたり、共働きの人とする家庭もある。子供に恵まれ子育てに奮闘する人も。

そのような中で、意外に演者には困らない。趣味で続けられるから。観客も結構いる。聴くのが好きという人はいる。

このサークルにおけるスタッフ陣営が人手不足なのだ。

言われたからやる、では続かない

好きでやっている話なので、有志によって支えられている。有志とは言え、取りまとめまで考慮して動ける幹部的なコアスタッフがいてのこと。このコアスタッフのメンバにも、色々と事情が出てきた。

  • 転勤で地理的に無理になる
  • 昇進試験を控え業務に専念したい
  • なら、私も…という空気

もちろん、さすが今まで責任もってやってくれたメンバ。次をしっかり確立してから辞めたいということで対策会議を開催した。

なお、私は古株メンバということで参加。現状スタッフとも10歳以上年の離れたジジィ枠だ。

話し合いの内容は、

  • コアメンバの一斉離脱、
  • それに伴う運営弱体化が課題への対応。

自然と話題は「次は、誰にやってもらうか」といったことになったのだが、、、そもそもの疑問「言ったら、頼んだら、その人はやってくれるの?それで楽しいの?」

人は「言われた」状況では、一時的にやってはくれるのかもしれない。でも趣味のための活動が、義務での活動になってしまう。趣味を楽しめなくなってしまうのではないか。

あくまで趣味の延長のはずなのに、幹部的な役割というのは責務が重い。趣味をやってるはずなのに重さに耐えられなくなりがちだ。本当に好き意義をもってやれる人が望ましい。

だから、特にコアスタッフの入れ替えというのはハードルが高い。

志しは待っても出てこない

「言われてやる」というのは本意じゃないということで、皆が納得した様子に、誰かが言う。「私やります!という声が上がればいいんだけどね。」

それが出れば苦労しない。でもそういうことなのだ。志しある人が現れてくれれば、その人に是非引き継ぎたい。

しかし、志しというのは、待っていても出てくるものではない。出てくるわけがないのだ。だって、困ってること知らないし。知っててもメンドクサイだけだし。

この辺りは、会社運営とかでも同じなのではないだろうか。「どうして、志しの高いやる気のある若手が出てきてくれないんだ」ってね。

今、どの組織でも似たような話を聞く。

  • 若手の声
    • 管理職へ昇進してもむしろ給料が下がるらしい
    • 管理職なんて責任ばかり増える
  • 幹部の声
    • 志しある若手が出てこない
    • 管理職として任せたいのに、若手に昇進意欲がない

こりゃダメだ。

ヒトの気持ちを焚きつけるには?

っで、志しを焚きつけなきゃいけない。どうやって?

それを助けてくれるのが、組織の理念。なぜこの組織なのか。組織の存在意義は何なのか。そして、それを熱く語れる人がいるか。共感を呼び込めるか。これこそが必要なこと。

ただ理念って難しいですよね。言葉だけ見るとまさに「タマムシイロ(玉虫色)」で理想はわかるけどってなりがち。理念に込めた「想い」こそが重要なんですよ。

ほとんどの現状スタッフは、サークルが既に存在してて、どういう経緯と想いで作られたか知らない。

「このサークルはね、こういう人たちの想いが最初だったんだよ。想いに共感する人に支えて欲しいし、それを楽しめないと意味ないよね。」

人の心には火が付けるのは難しい。理念が若者の心に刺さればよいのだが。

少しだけ理念に関係ある雑談やエピソードを話してみた。
「知らなかった、そういうことだったのか」
「そんな話があったんですね」
「そういうことなら確かにあーだこーだ。」

色んな感想とともに出てくる出てくる。アイディアが。一つや二つでない。多くのアイディアが出てきた。そして背中を押す。

「それいいよ、やろうよ!」「ナイスアイディアだね!」「それなら話を聞いてもらえそうだね!」

信頼の目で見守ろう!

良いと思ったアイディア、それが正解かどうかはわからない。

でも何かやってみると、答えに近づくことができる。だから、何かやってみよう。やってみることを後押ししよう。

私は以下の言葉が好きで、いつも心にとめている。

  • 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 
  • やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

『やってみせ、言って聞かせ~~』で始まる山本五十六の有名な言葉の続きだ。

「いいね」と承認し、あとは任せて実行に移すこと。実行に移せれば、その姿を感謝で見守って、最後まで信頼すること。

失敗してもいい。正解なんてない。最悪の事態があれば、年寄りどもが後始末くらいしてやるさ。さあ、そのグッドアイディア実行してみよう!

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