システムの機能開発の流れ
社内SEという仕事は、社内のシステムに関する仕事をしている人々である。システムに関わる仕事といっても様々なわけだが。。。
さて今日は、いわゆる機能開発の現場から。
社内システムにおいて必要な機能があれば、予算をつけて機能を追加したり改修したりする。
企業によって違うとは思うが、私のとこでは、大よそ以下のような感じ。なお、バリッバリのウォーターフォール的な流れです。
- (企画)どんな効果を狙うか決めて
- (要件)効果を出すために何の機能が必要か考え
- (設計)機能をどうやって作るかを考えて
- (製造)実際に作ってみて
- (テスト)動かしてみて
- (審査)本番にリリースしていいものか確認して
- (出荷)本番環境へリリース
ここで面倒なのが、6の審査。審査する人がプロなら話が早いんだけど、多くの場合はシロート。しかも、責任が取れる必要があるから、役職だけは偉い人ばかりが来る。機嫌を損ねたら出荷が危うくなるんだからタマらん。ただただ、「出荷しても大丈夫だよね」という安心感が欲しいだけなんだけれど。
審査の準備
審査の準備は、だいたい決まっていると思う。私はあまり体系的には勉強してこなかったが、それでも以下のようなことが語れれば大丈夫かな。もちろん、ウォーターフォールで、TDDとかでなくて、ということ前提の話としてです。
- テスト項目は明確か、抜け漏れないか
- バグが計測できているか
- バグの傾向分析と対策は万全か
- やり残しはないか。
- もうテストは十分と自信をもって言えるか。
まあ、こんなことにアンサーが出せるように準備を進めておくということです。
で、今日はこのあたりの最終確認を部下と一緒にこなしていたんですよね。 1月18日は金曜日。これさえ終われば一週間終了。最後のお仕事って感じですね。
時間を過ぎちゃって
あとちょっとで一週間終わる。審査会の準備やり切って終わろう。
そんな思いで準備進めていったら、色々と準備不足が見つかって、なんだかんだで業務終了の定時を越えそうな状況。
私「どうする?もうちょっとやっていく?来週にする?」
部下A「やりきります・・・」(浮かない顔で)
私「用事があるなら、いいんだよ?来週にしようか?」
部下A「いえ、用事はないので、やりましょう・・・」(浮かない顔で)
まあ、そういうならやっていくか。となんだかんだで19時までかかった。会議も終了し、自席に戻ると事務所の電話が鳴った。
私「もしもし!?」
同僚B「(ガヤガヤしながら)あれ?部下Aまだ仕事?待ってると伝えて!」
私「・・・!?」
そして、ヤラかした
ようは、部下は「用事がある」と言えなかったわけ。
もし「用事がある」って言ったら「何?飲み会?」という話になって、
「上司である私だけは呼ばなかった飲み会」の存在がバレてしまうのだ。
部下は、そうなりたくないがために「私」には「用事があるとは言えない」状況。
私が、察しないといけなかったのですね。私は、察するのが苦手。
まあ、そういうとこですよねー。
だから誘われないということも含め、そういうとこだよなー。
はぁヤラかしたわー。
そんなこんなで、妙な敗北感をもって終えた一週間。
週末はボッチで楽しむぞー!
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