2019年12月17日(火)の日記ブログ。
いやぁ、朝から大寝坊!!セットした目覚ましの時間より30分以上経過してて、チョー焦った…ビックリ。
経営層がイメージだけでアジャイルを解釈した場合
アジャイルという言葉で語られる領域は、手段というより、考え方や思想、働き方の話で語られることが多いと思う。ウォータフォールに対抗する手段、ではないと思っている。
しかし、マジで最前線で踏ん張っている経営層は、多忙がゆえに、アジャイルなんてのは手段という理解であって、思想とかアプローチの問題だとは気づかず、そのままアジャイルの中身に触れる暇(いとま)はない、なんてことはよくあることと思う。
また、アジャイルの考えをベースに作られたスクラムというフレームワークも最近よく語られる。

上記のような本もでているが、スクラムをザックリと語ると
- 5人前後の人数感覚をベストとし、
- スクラムマスター、プロダクトオーナ、チームメンバという役割定義と、
- 2週間前後のスプリントと呼ばれるタイムボックスで、
- 推奨するイベントとツール類をベースに、
- スプリントを繰返し、カイゼンによりチーム力を向上しながら
- アジャイルに成果をだすフレームワーク
アジャイルを語る際は、このスクラムをベースとしていることも多々ある。
経営層がアジャイルとかスクラムの勉強ができていないと、アジャイルなんてのは手段に過ぎないという程度で内容はチンプンカンプンということになる。この場合、どうなるか。
経営層が世間の声だけを頼りに解釈すると、こんな誤った脳内変換されるようだ。
- スプリントは報告の間隔だと理解する。
- 2週間くらいで何か報告をしなければいけない
- たとえ残業しようが関係ない。
- 働き方や要員スキル、チーム力なんてのは頭にない。
- 課題報告はNG。魅力あるプレゼンが必要。
- ベロシティやレトロスペクティブのことを知らないため「カイゼン」という概念がない。
- 体制図は地雷であり。4~5人が専任だと見せかける必要あり。
- あくまで人月商売の思考回路から抜け出せてない人が戦略を練る。
- 何名でも投入して、とにかく2週間で報告できる体制を組もうと考える
- 専任が望ましいという思考回路がない…実態も現業があってムリ…
- アジャイルはいつでもチームを組み、一定の成果で解散するらしいという勘違い
- 最速2週間で解散もありうるものらしいという勘違い
- アジャイルだから早く成果がでればいい。と考えている。
- ミニウォーターフォールだと思っている。
この脳内変換の結果を、今度は職場のマネジメント層に落とす。次に現場が迷走しだす。そして、成果が上がってこないということになり、経営層が青ざめる。
まあ、かなり誇張して書いたが、近しいことが起きつつある。さて、これらがどういう時間軸で是正されていくのか(是正されないとヤバイよね)。
この場合、多忙な経営陣がスクラムマスターとかプロダクトオーナの講習とかを受けると変化するんじゃないかと思うんだが。イメージ先行よりよくのは間違いない。
昼飯抜きで・・・しんどかった
うん、、今日はそういうスケジュールだったから仕方がない。。。ちょうど昼休みに移動するしかなかったんだ。おかげで食事はとることができなかった。
今度から、そういうスケジュールにならないように注意しないと。昼飯抜きだと一日が非常にキツイので、やめた方がいい。。
なんか食べればよかったのか。カロリーメイト的な…失敗したな。。。

小説 しんがり 山一證券最後の12人 を読み始め

プロローグは、 「社員は悪くありませんから!」と号泣する山一證券、野澤 社長の会見。
山一証券の廃業の経緯とかを描いた小説。たまたま本屋で目に入って、すぐスマフォで書評とか見たら悪くなかったし、買ってみた。
まだ読み始めの状態でもかなり面白い。めっちゃヤバイのに「大丈夫だろう」という楽観的な組織ぐるみの犯罪。その中で踏ん張る正義感を持つしんがりたち。
描き方もあると思うが、マジで経営陣がひどくて、しんがりたちが頑張る構図で始まってて、この先がどう描かれていくのか、非常に読み進めるのが楽しみ。
今日という一日を振り返ると
- アジャイルの誤解についての思考実験をしつつ
- 昼飯抜いたのがきつい。
- 小説「しんがり」が非常に楽しい。
- そんなこんなでブログ更新
ということで、日記カテゴリは力を抜いて好き放題書いてます。Twitterもやってますので良ければフォローお願いします。
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