ワンパンマンとの出会い
Netflixでついつい見てしまった。何気なく見てファンになった「ワンパンマン」。これ、好きですわ。
ワンパンマンという漫画の魅力
なんでワンパンマンに惹かれるのか
ワンパンマンの登場人物って「どうやったら強くなるか」「ヒーローランキングあげるにはどうするか」みたいのが多い。でも主人公サイタマは既に最強だから「強くなる」とか「ランキング」とか全く気にしてない。
では、なぜヒーロやってるか。そのもっと純粋な部分、それがそれとなく伝わってくるヒーロー同士の会話に惹かれるんだよな。。。
名誉とは何なのか
多くの人が、名誉・名声について、形を求めるのではないだろうか。メダルや賞状をもらったりし、それを大切にする。
本来、名誉は立派な行いの後についてくる結果だ。名誉が欲しくて人助けするのではなく、当たり前の人助けの結果に名誉が与えられる。名誉は打算的であってほしくない。そういう想いがある。
ワンパンマンは、そういう気持ちをくすぐるセリフが随所にある。
ヒーロの目的と手段、そして趣味
名誉を定義してしまうと、とたんに打算が生まれるのだが、主人公は別に「定義された名誉」に全く興味がない。自分の正義を淡々とこなす。漫画としてのバカっぽさ。主人公サイタマは、自分の正義のモチベーションを「趣味」で片づけてる、そういわれちゃうと、それ以上突っ込めない。バランス感覚が絶妙。
ワンパンマンの中での色んな登場人物の「手段」と「目的」の温度差を感じるやり取り、そこに惹かれたんですよね。
もちろん、多くのヒーローは、根源にもつ正義感が、やっぱり半端ないんだけど。正義の実行に必要な「力」が足りないことが多い。そこに来て主人公サイタマは、既に「力」はチート級のため考慮不要。パワーバランスがメチャクチャな世界観なんだけど、物語としてバランスが取れてるんだよな。不思議な漫画だと思う。
原作を無料で読めるのがスゴイ
というわけで、無料で読めます。よければどうぞ。ONEさんの真の原作と、村田先生のカッコいいバージョンとありますが、どっちも楽しいです。
⇒ワンパンマン
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